Laboratorio Paravicini
ミラノに居を構える陶器の工房Paraviciniは、繊細な陶器のテーブルセットを扱い、詩的ともいえる色使いにブランドの性格が表われています。「オーダーメイドによって、筆やシルクスクリーン版画を使用してオリジナルの柄を絵付けしています。ガラスの溶剤を使ったグランフォーコと呼ばれる技法。自家製。いずれの柄も再現可能なものと一点ずつ異なるものがあります。一点ものからシリーズものまで。プレート、ティーセット、カフェセット、フラワーベース、花瓶、タイル、キャンドルホルダー、テーブルセンター、引き出物まで」。1990年代の初頭にオープンした工房Paraviciniは、産業化によってかつての陶器から失われたぬくもりと雰囲気を再現するという選択を通して、偉大なクラシックの貫録を醸し出しています。自作の白釉を薄く塗り、魅力的なデザインの柄が描かれたParaviciniのプレートを1枚手に取ってみると分かるように、工房で手作業で生み出される製品は、いずれも美しくユニークで、コレクターにはもちろん、ごちそうが並べられたテーブルにも花を添えます。過去のクオリティーを維持しつつ、現代的なスピリットを取り入れています。
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