NATHALIE DU PASQUIER
アートとデザインのはざまで。異国情緒ただようジオメトリックな魅力。

世界的に有名なデザイナーでありアーティストでもあるNathalie Du Pasquier(ナタリー・ドゥ・パスキエ)。構築的な厳格さを、さまざまなフォルムとインスピレーションから生まれるエキゾチックな魅力にミックスし、ひと目で彼女のものと分かるオリジナリティあふれる作品を手掛けています。
1980年にはEttore Sottsass(エットレ・ソットサス)による伝説的グループ、Memphis(メンフィス)の創立メンバーの一人として活動。
彼女が生み出してきたカーペットや家具、オブジェ、アニマル柄のテキスタイル、トーテミズムを反映したフォルム、そしてもはや慣例的とも言えるジオメトリックな装飾には、アフリカ旅行への情熱が映し出されています。
グループの解散を機に、ペインティングやセラミックといった手法に重点を置くようになった彼女。当初から彼女を際立たせていた独自のテイストや熟練の技、独創性といった美学や人類学を探求しています。

Nathalie Du Pasquier(ナタリー・ドゥ・パスキエ)、1957年ボルドー生まれ。1979年よりミラノにて活動。著名なグループとして名を馳せたMemphis(メンフィス)の共同設立者。デザイナー兼アーティストで、彼女のプロジェクトはデザイン史に名を残し、絵画は世界的に知られている。